牛乳に敬意を払い 牛乳の可能性を広げ 牛乳で遊び 牛乳に恩返しをする
- 代表
- 佐久間保則
街の小さな牛乳屋さんで生まれた私。
毎日コツコツと休み無く働く両親の姿を見て育ち、
小学生の時から牛乳配達をしてから学校に通ってました。
休み無く早起きして配達するのは、決して楽なことではなかったけれど、
子供心に思ったのは、「牛乳屋さんって素晴らしい仕事だな」ということでした。
「牛乳屋さんはお客さんに健康を届けてる。」
しかも、
「お客さんは待ってくれている。」
サラリーマンをしていた私が牛乳屋さんを継ぐことを決めた時、
ひとつの思いがありました。
「自分がこの仕事をするのなら“牛乳の会社”になろう」と。
当時まだ25歳で、私には経験も知識もお金も何もありませんでした。
でも、そんな自分にもたったひとつ持っていたものがありました。
それは「時間」でした。
だから「時間」を捨てようと決めました。
試行錯誤、失敗を繰り返しがむしゃらに進むうちに、少しずつ結果がついてきました。
そんな中で出会ったのが「低温殺菌牛乳」でした。
初めて低温殺菌牛乳を飲んだ時の衝撃は今でも忘れられません。
私の中にあった牛乳の概念を壊すものでした。
その時から私の中に「いつかは牛乳の生産に携わりたい。」という夢が生まれました。
それからまた月日が経ち、会社も徐々に大きくなり、ついに念願であった「生産」に挑戦することになりました。
自社の小さなミルク工房を創ることになったのです。
地元の酪農家さんから新鮮な牛乳をお裾分けいただき、自分たちの手で低温殺菌し、その牛乳を表現する場所としてcafé「蔵6330」を創りました。
“母牛の愛情”のお裾分けである牛乳に、最大級の敬意を払い、牛乳の可能性を広げ、牛乳で遊び、牛乳に恩返しをする。
そしてそれを、ビジネスというフィールドでしっかりと成立させ、リーフスの共感者たちが豊かになること。
そんな願いを具現化させるため、メンバーと共に日々前進しています。